ダム事典[用語・解説](ページ:05)
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グリーンカット (ぐりーんかっと) | |||||
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グリーンカットマシン (ぐりーんかっとましん) | ||||||||||||
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グリーンカットを行うための機械。打設されたコンクリート表面に高圧の水を吹き付けたり、ブラシでコンクリート表面をこするなどによってグリーンカットを行います。手持ちの小型のものから、大きなもものまで、様々です。(→知識を深める:建設機械コレクション(4)〜コンクリート打設作業に)
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グリズリ (ぐりずり) |
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骨材製造設備などで、サイズが大きすぎる材料を除去するため、レール等の鋼材を等間隔で並べてつくった簡易な固定式ふるい。上部から材料を投入してふるい分ける。ダム現場では原石山や骨材製造設備に設置されることが多い。 |
くるくるダンプ (くるくるだんぷ) |
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→キャリヤ |
クレーン (くれーん) |
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重量物の運搬に使用される、荷を吊り下げて運ぶ機械。移動式と固定式があり、移動式としては、ホイルクレーン、クローラクレーンなどが、固定式としてはジブクレーン、門形クレーン、ケーブルクレーンなどがあります。(→知識を深める:建設機械コレクション(2)〜吊して運ぶ) |
クレストゲート (くれすとげーと) |
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→ゲート |
クローラ (くろーら) |
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ブルドーザなどによくある走行装置(車輪に相当する部分)の名前です。この装置を開発した会社の名前からキャタピラーとも呼ばれ、下部走行装置(車輪に相当する部分)にベルト(クローラベルト)を使用した構造をもっています。ホイル(車輪)に比べ、機動性は劣りますが軟弱地盤に強いなどの特徴があります。無限軌道ともいいます。(→知識を深める:建設機械コレクション(5)〜土工作業に) |
クローラクレーン (くろーらくれーん) |
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クレーンを無限軌道(クローラ)付き車両に搭載したもの。移動可能で、軟弱地盤にも強く、堤体打設場所へコンクリートを運ぶのに使われることがあります。(→知識を深める:建設機械コレクション(2)〜吊して運ぶ) |
クローラドリル (くろーらどりる) |
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岩石などに孔をあけるための自走式機械で、主に硬い岩石に発破をかける場合の削孔に使われます。クローラ式の台車の前部に孔をあけるための装置が取り付けられています。(→知識を深める:建設機械コレクション(8)〜孔をあける) |
黒部の太陽 (くろべのたいよう) |
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石原裕次郎主演の映画。昭和43年2月17日公開。製作は三船プロダクション・石原プロモーション、配給は日活。黒部ダム建設に際して、大破砕帯にぶつかった大町トンネル(関電トンネルと呼ばれます)建設の物語。当時大ヒットしました。ダムに関する映画としては最も有名。豪華キャスト、真迫の演技、迫力ある映像。石原裕次郎は「ボクは、これまでの人生全部を賭けた記念作としてこの『黒部の太陽』を忘れることはできないし同時に作り上げたことにそこはかとない誇りすら感じている」と語っています。小樽にある石原裕次郎記念館には、関電トンネルの映画セットが展示されています。 岩岡剛(石原)はトンネル掘りのためにはどんな犠牲も省みない父に反抗し、家を出て設計技師として図面をひいていたが、父の様子を見に黒部に行ったとき、現場責任者・北川(三船)の熱意を見て、めっきり体の弱くなった父に代わってトンネル掘りの指揮を取る。関電社長の太田垣は危機を乗り切るため莫大な資金を投入。北川や剛らの努力が実を結び、難所を突破。 監督熊井啓。石原裕次郎のほか、三船敏郎、滝沢修、志村喬、辰巳柳太郎、宇野重吉、芦田伸介、佐野周二、高峰三枝子、樫山文枝などが出演。 (→日本のダム:黒部)(→知識を深める:石原裕次郎と映画「黒部の太陽」)(→知識を深める:「黒部の太陽」:今も輝く映画の金字塔・その現代的意義) |
計画高水位 (けいかくこうすいい) |
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計画高水流量が河川改修後の河道断面を流下するときに到達すると想定されている水位のこと。HWL(High Water Level)とも呼ばれます。堤防は、この水位を基に余裕を持った高さで築かれるので、河川水位が計画高水位を多少越えたとしてもすぐに堤防からあふれ出るというものではありません。 |
計画高水流量 (けいかくこうすいりゅうりょう) |
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→河道計画上の流量 |
計画最大放流量 (けいかくさいだいほうりゅうりょう) |
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ダムの洪水調節計画で、洪水調節時にダムから放流することになる最大の流量をいいます。これは、ダム直下の計画高水流量に相当します。 |
型式 (けいしき) |
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→ダムの型式 |
ゲート (げーと) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ゲート室 (げーとしつ) |
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ゲートを操作する機械を設置するため、ダムの中に設けられた部屋。 |
ケーブルクレーン (けーぶるくれーん) |
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ダムの両岸からダムを跨ぐ形でケーブルを張り、荷物を運搬するクレーン。両端固定式、弧動式、両端走行式に分類されます。コンクリートを入れたバケットをつり下げ、バケットを移動させることによって堤体の打設場所までコンクリートを運びます。ダムコンクリートの運搬方法としては最も一般的です。コンクリートのほかに、いろいろな材料・機械なども運びます。(→知識を深める:建設機械コレクション(2)〜吊して運ぶ) |